AMSは試料中に存在する10Be、14C、26Al、36Cl、41Ca、129Iの自然界に存在する比較的長い放射線同位元素の個数を直接係数することにより、その試料の年代を測定する方法です。特に、14Cは宇宙線起源でその半減期も5,730±40年で動植物の年代を決定する放射性同位元素として最適なものとされています。一般的には炭素14年代測定または放射性炭素年代測定というように言われています。10Beは(1.52±0.05)×106年、26Alは(7.1±0.2)×105年と半減期が長く、地球科学等に有効です。36Clは(3.01±0.02)×105,年で地下水や海水などの年齢、古環境科学に注目されています。
ペルー国立考古学人類学歴史学博物館所蔵
撮影 義井豊氏
 
   
   
 
AMSは年代測定に利用できるほど、高感度であることを利用して微量のトレーサー元素(14C等)を標識した物質を生体内に投与して、その動態を高精度で分析することができます。特に、新薬創成プロセス中ではマイクロドーズという微量投与により、生体に大きな副作用を与える危険性を低下させ、勢多板中の投与物質の動態を調べることができます。この手法は古くから提案されていましたが、AMS装置のサイズや運転が難しかったため一般化されにくい状況でした。
 
 
   
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